昨日、自宅での初LIVEを行いました。
「荘魯迅 LIVE IN BRICK HOUSE No.1 」と名づけて。
蔓延予防法実施の前日なので、定員は厳しく十名以下と改めさせていただきました。
LIVEの主旨は、長年にわたりわたくしの活動を支えてきてくださった「友の会」の皆さんと、「荘魯迅支援プロジェクト」ご参加の方々への感謝を表すため。
「友の会」の全称は、「我愛長江 荘魯迅友の会」。1997年成立。
会員の多くは25年来、荘魯迅と音楽や文学の歓びを分かち合い、人生の悲喜を共にしてきた方々です。
そのような皆さんを新居で迎え、歌を以て感謝の意をお伝えすることができたらと、わたくしは切に願っておりました。
そして昨日はその第一回目でした。
願わくは、
荘魯迅 LIVE IN BRICK HOUSE No.1
No.2、No.3…
と、恒久に続けてゆかんことを。
参加者からのメッセージを掲載させていただきます。
音楽には全人格が宿る。
悲しみは悲しみのままに。
荒削りの怒りは怒りのままに。
歓びは歓びのままに。
皆さん、ありがとうございます!
でもわたくしは自問したい。
君はどうして悲しむ?
君はどうして怒る?
君はどうして歓ぶ?
答えはこうだーーー
わたくしは
人間だからであると。
ちなみに昨日ご参加できなかった「友の会」の方には、
今後開催されるいずれかのライブにおいて1回ご招待の特典付与をさせていただきます(「友の会」事務局)。必ずまたお会いして、一緒に高らかに歌いましょう。
以下は中国語です。
第一次 LIVE!
昨天在新居舉辦了第一次LIVE,題名為「荘魯迅 LIVE IN BRICK HOUSE No.1」。
因為是日本政府實施「蔓延預防法」的前日,所以我們不得不把參加人數嚴格規定於十名以下。
LIVE的主旨是為了向長年支持我的「之友會」和去年參加了「2021支援計劃」的朋友們傳達我心中的感激。
「之友會」的全稱為「我愛長江 荘魯迅之友會」,成立於1997年。
25年來,許多成員與荘魯迅共享音樂和文學的喜悅,可稱悲喜與共的至友。
結廬迎至友,歌聲傳我情
這是我久來的切盼!
昨天,便是第一次實現。
願:
荘魯迅LIVE IN BRICK HOUSE No.1
No.2、No.3…
連綿不斷以至恆久!
意譯一段昨天參加者的感言。
音樂中寄託著全部的人格。
悲傷無法隱藏
粗獷的憤怒必須吐露
而歡樂,唯有坦誠的靈魂才能擁有
感謝親愛的朋友們!
但我還欲自問:
君為何悲?
君為何怒?
君為何歡?
回答只有一個大字:
人!
豊かな楽曲は突き抜けるような迫力の高揚感。天賦の才いまだ衰えず。でも、称賛は他の方々が仰るでしょうから、印象に残ったことをお話します。
第一回ということもあり、歌い手と聴き手の間の緊張感は半端のないものでした。
感染拡大の二年間は、大きな辛苦とすこしの喜びをもって、困難な時をくぐる連続でした。そうでなかった者などいない、、、たれか心に傷の無き。
この心優しい男が
まれにみる音楽家が
なおも人間を愛情をもって謳おうとする
聴き入りながら我々は、というか、わたしはどう思ったでしょうか。応援すると言いつつ、むしろ貰ってばかりだったかもしれない。
帰路、黄昏の光を映す多摩川を眺めながら、満足感とともに複雑な思いに捉われました。
なんだろうと手探りしていると唐突に浮かんだのは、
(なじかは知らねど心わびて 昔の伝えぞ そぞろ身にしむ)
気分は合っているので、さらに記憶を辿ると、音楽の授業で習ったハイネのローレライの歌でメロディも思い出しました。ミッション系の学校でした。
船乗りが美し乙女の歌声に聞き惚れて波間に沈むという、歌の魔力を詠ったものです。
歌の本質は「魂」だの何だの持ち出さずとも、人を惹きつける力にこそ在るのでしょう。
ライン河のローレライはちょっと古風でしたが、さらに辿れば、ギリシャ神話オデュセイアのセイレーンに源があり、物語や最近ではアニメにも、このモチーフが使われるそうです。
ご存知でしたか?スタバのマークもセイレーン。香りに誘われてしまいます。
いろいろな想いをとおくへと巡らすことのできた一日。
武蔵野丘陵には、街中とは別の空気が流れていました。
遠きを尋ねて、遠くを帰る。
BRICK HOUSE LIVE No2 ぜひ!おすすめです!
まん防適用の1日前、微妙な時期でしたがほぼ2年ぶりのライブに参加できて、嬉しくて興奮気味でした。相変わらず伸びやかな歌声、懐かしい曲と最新の楽曲と多彩なメニューでした。次にお会い出来るのはコロナ蔓延状況次第ですが、また伺いたいです。素敵なホールで贅沢な空間です。会員の皆様次回は是非お出掛けください。