著書の紹介
《声に出してよむ漢詩の名作50》
(平凡社新書)
中国語と日本語で愉しむ(240 ページ)
李白や杜甫、陶淵明や白居易など日本人に親しまれてきた漢詩の名作50首に、読み下し・口語訳・独自の解釈、さらに中国語のピンインとカタカナの振り仮名を併記。平凡社ホームページから音声ダウンロードをすれば、著者による中国語・日本語の朗読を聴き、唱和できる参加型の一冊!
音声ファイルは、http://koekan.heibonsha.co.jp/から無料ダウンロードできます。
■ 本の内容:
■ 本体価格:
860円(税別)
2013年11月刊(平凡社)
《一冊でつかめる!中国近現代史》
(講談社+α新書)
人民と権力と腐敗の170年 激動の記録
2009年10月21日出版
(講談社+α新書)
加藤千洋氏(朝日新聞編集委員)推奨! 「13億の『声なき慟哭』が聞こえる! 」。
毛沢東と4人組、林彪、劉少奇らの死闘。
文化大革命の被害者が日本語で綴ったアヘン戦争から続く「悲痛の母国史」。
アヘン戦争から170年間の中国近現代史は多事多難の道のりだった。それを平易に解説し、老百姓(庶民)の目線で読み解いた待望の書である。その同時代を描く荘魯迅さんの冷静な筆致には自身が味わった苛烈な文革体験がにじみ、13億の民の「声なき声」の本音、嘆き、慟哭が聞こえてくる。在日20年、卓越した日本語で書かれた隣国理解のための必読の1冊といえる。――<朝日新聞編集委員 加藤千洋>
●虎門銷煙――アヘン二万余箱の焼却
●日清講和条約と三国干渉
●中華民国成立と袁世凱の野望
●五・四運動と中国共産党の誕生
●運命を変えた西安事変
●中華人民共和国の誕生
●文化大革命――毛沢東の闘争方法
●鼠を捕るのが良い猫
●胡耀邦と天安門事件
判型新書 320ページ
■ 本体価格:
933円(税別)
《李白と杜甫 漂泊の生涯》
(大修館)
政治に翻弄され続けた詩人たちの運命
2007年1月出版
(大修館)
詩人として高い評価を得つつも、参政の志は果たせず、皇室の内紛に巻き込まれて流刑の憂き目に遭う李白。自らは流浪と貧困にあえぎながら、それでも万民の幸福への思いを詩にうたい続けた杜甫。安史の乱という未曾有の動乱期を生きた詩人たちの生涯を、大胆な小説的構想も交えながら骨太に描く、長編評伝。
■目次
プロローグ
第一章 誕 生
第二章 戦う李白
第三章 宮 廷
第四章 春樹暮雲
第五章 長安の十年
第六章 天下大乱
第七章 流 刑
第八章 国破れて山河在り
第九章 果てしない漂泊
エピローグ
あとがきに代えて
引用詩句 詩題索引
四六判型・386ページ
■ 本体価格:
2,200円(税別)
《物語 唐の反骨三詩人》
(集英社新書)
燦爛たる名詩に託された詩人たちの魂に迫る
2002年2月出版
(集英社新書)
中国・唐代の詩は、千年以上前に作られたものである。本書でとりあげた三人の詩人、陳子昂、孟浩然、李白たちは多くの名詩を生みだした。紡ぎだされた詩は魂の叫びであり、心の歌である。鋭い感受性で人生の真意を観照し、社会の陋習と烈しくぶつかり、波乱万丈に生きてこその詩なのだ。本書は彼らの詩文と、さまざまな史料、伝説を照らし合わせ、三人の生涯を細心に分析、推理し、その知られざる愛と反逆のロマンを描く。
■目次
第1章 硬骨の美男子・陳子昂(則天武后と呼ばれた女;長安;詩人と女帝 ほか)
第2章 放浪詩人・孟浩然(女帝の最期;若い隠者;大鳥の志 ほか)
第3章 戦う詩人・李白(李白を救った女と男たち;李白は何者か;深まる謎 ほか)
新書判型・206ページ
■ 本体価格:
660円(税別)