先週の金曜に、「三国志漫談 人物篇 関羽 忠義に貫いた壮烈なる生涯 1」をYouTubeにアップしました。
『三国志演義』第一回に、関羽の容貌に関する描写がありました。
詳細は動画で確認してくださいね。↓
ところで、わたくしの語りにこのような言葉があったのです。
「とにかくかっこよくて見るからに英雄。私に似顔絵を描かせるならこんな感じになるだろう」。
それに対して質問殺到!
ここで白状してしまいます。
本当に描こうと思いました。
でも筆を手に持った瞬間、ひらめきが脳裏を走った。
「あの絵を使おう」と。
昨年、フルイドの「技法」でベースを作り、その上に刻み描いた誰かの顔。

「あの似顔絵は〜関羽ですか?!」
「顔色が赤ではなく、青ですか?!」
実際に「誰?」 と聴かれても答えることができない。
でもわたくしの心の中では
「それは世の悲しみを背負って生きる者、もしくは神のお顔だ」
と考えていたわけです。
関羽は希世の英雄でありながら、やがて悲しく虚しい最期を遂げてしまう。歴史人物を見渡しても、彼のように神として後世に崇められた者は滅多にいません。
忠義のために戦い、散った彼なら
その「誰か」にふさわしいのではないか
それが、わたくしの「ひらめき」の所以だったのです。
以上、似顔絵に関する荘魯迅の白状でした😁🙏
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