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元宵節

執筆者の写真: 荘魯迅荘魯迅

今日は旧正月の十五、一年中はじめての満月を迎える日になります。


古より、幸福を祈る提灯をあげたり爆竹を放ったり十五夜の月をめでたりしながら一家団欒を祝う、そんな元宵節が大事にされてきました。


食べ物としては満月を見立て、日本で言う鶏卵みたいな団子を好まれているのです。実はわたくしも今朝、友人が贈ってくれたそれを食べました。普段では決して食べないものだから、こんな日になって一口噛めば、甘い胡麻汁と共に溢れ出るのは幼時の思い出なのだ。



   今日のそれは黒餅米で作られているので、あまり月には見えませんね💦


しかし今は団欒どころか、あといくばくの節日をこうして独り過ごさなければならぬかもわかりません。今宵は、月を観られるのでしょうか?


自分との約束を果たすために連日、グリーンルームにこもっていました。元宵節に合わせ、「如雨露」という日本語名詞に引き起こされたさまざまな思いをレポートし、Wechat系の公衆号に発表。「ものの哀れ」にも触れながら、やがては話題を中国文人階級がいかに歪んだ歴史の中で英気を磨滅されとうとう権力の附属に成り下がってしまった堕落ぶりに持っていった。我ながら、「快哉」と言いたいところです。


でも今宵は、独りであっても杯を片手にゆっくり月を愛でたい。


YouTubeに歌を発表しました。よかったらぜひお聴きいただきたいです。






 
 
 

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