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答えは底知れぬ渦の中 青い縁の眼鏡、魯迅を呼ぶ

10月2日
読了時間: 1分


青い縁の眼鏡

莊魯迅

2026.9.29


わたくしは  

うっかり眼鏡を失くした


あの  

いちばん愛した  

青い縁の眼鏡を


わたくしは講壇に立っていた

魂を抜かれたように  

ただ  

立っていた……


講壇にひろげた資料

文字たちは  

ぼんやりと跳ねている


前方もまた  

一面の霞に見えた


その時  

ひとつの声が聞こえた


教室の中で  

低く  

沈み  

厚く  

響いた


周囲は  

水を打ったように  

静まりかえった


いったい  

誰が病んでいるのか


ほんとうの薬など  

この世に  

あるのだろうか


魯迅よ

おい魯迅


教えておくれ


答えは  

どこにあるのか



魯迅は  

冷やかに微笑んだ


答えなら  

そこにある


底知れぬ  

渦の  

その中に


わたくしは  

うっかり眼鏡を失くした


あの  

いちばん愛した  

青い縁の眼鏡を


 
 
 

2件のコメント


Fukiko Ando
10月02日

不知何故の魯迅みたいに?

底知れぬ海の魯迅みたいに?


眼鏡は問題かもしれないけれど。目が問題。


目は心の明かりである。

目が澄んでいれば全身が明るい。

目が濁っていれば全身が暗い。

だから、あなたの中にある光が消えれば、

その暗さはどれほどであろう。 Bible


荘先生は中の光があるから、だいじょうぶ。

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荘魯迅
荘魯迅
10月02日
返信先

すてきなコメントをありがとう❤️

Bibleのお教えもキモに刻んでおこうーー夜が暗くても決して心の炎が消えぬようにと。

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